Javaは、1990年代にSun Microsystemsで開発され、現在はOracle Corporationが所有しているオブジェクト指向プログラミング言語です。多くのアプリケーションで使用されるため、Javaの基礎を学ぶことは非常に価値があります。
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基礎構文
Javaプログラムは、クラスとメソッドから成り立っています。例を見てみましょう。
public class HelloWorld {
public static in void main(String[] args) {
System.out.println("Hello, World!");
}
}
ここでは、HelloWorldはクラス名です。mainメソッドはJavaプログラムの開始点です。System.out.printlnは画面にテキストを表示するためのコードです。
データ型
Javaには多くのデータ型がありますが、最も基本的なものを以下に挙げます。
プリミティブ型
•int: 整数を保存。例: int age = 25;
•char: 文字を保存。例: char letter = ‘A’;
•float & double: 浮動小数点数を保存。
•boolean: true または false の値。
参照型
•オブジェクト: String name = “John”;
•配列: int[] numbers = {1, 2, 3};
オペレータ
オペレータを使用すると、値や変数に対して操作を行うことができます。
•算術: + (加算), – (減算), * (乗算), / (除算), % (余り)
•例: int result = 10 + 5;
•比較:
•== (等しい), != (等しくない), < (未満), > (より大きい)
•例: if (age == 25) { … }
•論理:
•&& (AND), || (OR), ! (NOT)
•例: if (age > 20 && name.equals(“John”)) { … }
制御文
制御文を使用すると、プログラムの実行フローを管理できます。
条件文
•if: 条件がtrueの場合に実行。
•else: 上記のifの条件がfalseの場合に実行。
int number = 10;
if (number > 20) {
System.out.println("Number is greater than 20");
} else if (number > 10) {
System.out.println("Number is greater than 10 but less than or equal to 20");
} else if (number == 10) {
System.out.println("Number is exactly 10");
} else {
System.out.println("Number is 10 or less and not exactly 10");
}
•switch: 複数の値を基に処理を分岐。
int day = 3;
switch (day) {
case 1:
System.out.println("Sunday");
break;
case 2:
System.out.println("Monday");
break;
// ... 他の曜日も同様に
}
ループ
•for: 指定された回数だけ繰り返し実行。
for (int i = 0; i < 5; i++) {
System.out.println("Loop iteration: " + i);
}
•while: 条件がtrueの間、繰り返し実行。
int i = 0;
while (i < 5) {
System.out.println("Loop iteration: " + i);
i++;
}
•do-while: 最低1回は実行し、条件がtrueの間、繰り返し実行。
int i = 0;
do {
System.out.println("Loop iteration: " + i);
i++;
} while (i < 5);
まとめ
Javaは、初心者にとっては学びがいのある言語で、その基礎を理解することは非常に重要です。今回紹介した基礎的な概念は、Javaの世界への入り口となるものばかりです。これらの基礎を固めることで、より高度なプログラミングトピックやフレームワークに挑戦するための基盤を築くことができます。
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